17歳シュートボクサー・笠原友希「SBは海人選手だけじゃない」エースに名乗り

 2年に一度のシュートボクシング(SB)の祭典「SHOOT BOXING S-cup 65kg 世界 TOURNAMENT 2018」(18日・両国国技館)で行われるSB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント決勝戦で植山征紀(龍生塾ファントム道場)と激突する10戦10勝の17歳、笠原友希(シーザージム)が6日、意気込みを語った。

 本番では17歳5カ月の笠原が勝てば、SB史上最年少王者となる。これまでの記録は2010年9月18日に日下部竜也が樹立した18歳と2カ月だ。

 笠原は「2年前にセミプロルールでやっていた頃から、早くプロデビューしてSB史上最年少記録でベルトを取ってやるという気持ちでいました」と明かし、「最年少記録もかかった上でのタイトルマッチなので色んな重みを感じますが、自分のスタイルを貫けば勝てると思いますし、不安はなくもう自信しかないですね。僕はそれだけの練習量をやってきました」と記録達成に自信まんまん。

 植山については「1回戦、2回戦のどちらもパンチでKO勝ちしていて、パンチがすごく強い印象」と評価しつつも、「自分が全部カウンターを入れられる自信があります。植山選手は打たれ強くはないので自分のパンチで倒れると思います。パンチにこだわらなくても、どの攻撃でも倒せると思っています。パンチでも蹴り、投げ技でもチャンスを見てどんどん倒しにいきます」と豪語した。

 2歳上の兄・弘希は今年9月、一足早くSB日本フェザー級王座を獲得しており、友希は「自分たちがやってきた練習は間違いなかった。最年少記録で取れば兄に一歩近づけるのかな」と当然、意識。「僕がベルトを取ってSBは海人選手だけじゃないというのをどんどん見せていきたい」と、エースの座にも名乗りを上げていた。

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