「ボクシング・ＷＢＡ世界ミドル級タイトルマッチ１２回戦」（２０日、ラスベガス）

　２度目の防衛がかかる王者の村田諒太（３２）＝帝拳＝と挑戦者ロブ・ブラント（２８）＝米国＝が１８日（日本時間１９日）、開催地の米国ラスベガス・パークシアターで開かれた公式記者会見に出席した。

　興行の主役である村田は「非常にいいトレーニングを積めているので、練習したことを出して、その結果がいいものになると信じているので、自信を持ってリングに上がるだけです」と、冷静な表情を崩さずにコメント。

　この試合に勝てばミドル級の元３団体統一世界王者ゲンナジー・ゴロフキン（カザフスタン）との対戦などのプランも浮上している。だが「この試合の結果ですべてが変わると思うので、先のことは全く考えていない」と、目の前の試合に集中する気持ちを示した。