「ボクシング・ＷＢＣ世界ライトフライ級タイトルマッチ」（７日、横浜アリーナ）

　予備検診が４日、東京都内で行われＷＢＡ世界バンタム級王者の井上尚弥（２５）＝大橋、ＷＢＣ世界ライトフライ級王者の拳四朗（２６）＝ＢＭＢ＝らはいずれも異常なしと診断された

　新たなファン層も大歓迎だ。予備検診を終えた拳四朗は「今回はすごく（仕上がりが）いい」と強調。リミット（４８・９８キロ）まで残り７００グラムと減量も順調で「きれいに絞れている。早く（試合で）見せたい」と笑みをこぼした。

　自慢の体を写真共有サイト「インスタグラム」に投稿すると、男性とみられるフォロワーから「触ってみたい」などとコメントが寄せられた。知人からは新宿２丁目で“応援する会”が非公式に発足し、７日の試合をテレビ観戦するとも知らされており、童顔と強さのギャップが“おネエ様”方のハートも打ち抜いたようだ。

　５月のＶ３戦から胸囲は３・５センチアップ。「最初より体は大きくなっている」と実感を込めた。体脂肪率も１１％から６～７％まで落とすなど肉体は進化を続けている。「絶対にＫＯで勝って、本当に強いところを見せたい」。３戦連続のＫＯ劇で４度目の防衛を飾る。