元世界王者の父持つ畑中建人が初戴冠 7戦7勝7KO「うれしいです」

 「ボクシング・WBCユース・フライ級王座決定戦」(24日、武田テバオーシャンアリーナ)

 畑中ジム・畑中清詞会長(51)の長男、建人(20)=畑中=が、アプリリャント・ルマーパサル(インドネシア)に5回1分56秒TKO勝ち。デビューから無敗の7戦連続KO勝ちで初のベルトを手にした。

 元WBC世界スーパーバンタム級王者の父と同じWBCの緑のベルトを手にした建人は「マイナータイトルなので通過点だと思っていたけど、やっぱり獲るとうれしいです」と素直に喜びを口にした。2回に左足、3回に右足がつった状態だったが、終始相手を圧倒し、5回には強烈なワンツーでダウンを奪取。そのままコーナーに追い詰めレフェリーストップとなった。

 毎日のように見るのは、父の現役時代を追ったドキュメンタリー番組。「普段は尊敬できないけど、現役時代の映像を見ると、自分も頑張ろうって思う」と笑わせるが、実際は「練習風景とか減量とかキャンプで走っているのとか。会長がやってきたことを見て共通点を見いだしたい」と言う。今の共通点は「会長(父)はボクシングが好き。自分もすごい好き」。父にも負けないボクシング愛で「目標は世界王者」と掲げた。

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