井上尚弥「楽しみ」WBSS初戦は10・7横浜アリーナ パヤノ相手に初防衛戦

 ボクシングの大橋ジムは21日、都内で会見を開き、3団体の世界王者ら8人が争うワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級トーナメント1回戦のWBA世界バンタム級王者井上尚弥-同級4位フアンカルロス・パヤノ戦が10月7日に横浜アリーナで行われることを発表した。

 これが初防衛戦でもある井上は優勝候補筆頭の声が多いが、「簡単な道のりではないと思うが、必ず優勝できるよう頑張っていきたい」と意欲十分。最大1万7000人を収容する地元の大会場での開催を「デカいイメージはある。やりがいはありますよ。日本でできると思っていなかったので」と歓迎した。

 また、関係者によると、会場の演出はオペラ調の荘厳な音楽を用いるなど、WBSSの世界観を作るためにできる限りの努力をするという。井上は、7月にモスクワで行われたWBSSを観戦しており、「シンプルですけど、それがかっこいい。ショーですよね。プロとして、そういう演出も楽しみの一つ」と歓迎した。

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