37歳・大竹秀典、鍵は「ボディー」最年長世界王座奪取へ練習公開
「ボクシング・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(25日、グレンデール)
挑戦者の同級6位・大竹秀典(37)=金子=が13日、都内のジムで練習を公開した。猛暑の影響を口にしつつ、サンドバッグ打ち、ミット打ちなどで心地よい音を響かせた。「自分の仕事をしっかりやるだけ。必ずタイトルを持って帰ってくる」と戴冠に闘志を燃やした。
王者のアイザック・ドグボエ(23)=ガーナ=は157センチの低身長で、同じ体形のパートナー探しに苦労したものの、70回のスパーリングをこなした。「ボディーが鍵になる。自分の強みでもある」と戦いをイメージ。飯田トレーナーがいう「フィジカルの強さを生かして自分のペースに巻き込む“アリ地獄”」のようなボクシングで、日本男子最年長37歳での世界王座奪取を果たす。