会長辞任の山根氏、2日に決断 連盟残らずと専務理事に説明

 日本ボクシング連盟の不正疑惑で会長を辞任した山根明氏が9日、共同通信の取材に応じ「(元暴力団組長から)脅迫があった2日に決めた。受けて立とうと。そうなると法人の会長ではそういうことはできないという思いがあった」と辞任への経緯を明かした。表明が遅れたことには「理事の意見と最後は妻、友人と話をした上で正式に決めた」と説明した。

 日本連盟の吉森照夫専務理事は、山根氏が会長、理事をともに退くことを8日に電話で確認したことを明らかにし「(日本連盟に)残りません」と述べた。

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