池山直が現役引退表明 48歳10カ月での防衛ならず「来るべき時が来た」

 10回、岩川美花(右)が池山直の顔面にアッパーを打ち込む
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 「ボクシング・WBO女子世界アトム級タイトルマッチ10回戦」(29日、KBS京都ホール)

 王者・池山直(48)=フュチュール=が挑戦者で東洋太平洋ライトフライ級王者の岩川美花(35)=高砂=に1-2の判定で敗れ、王座から陥落した。48歳10カ月で7度目の防衛を目指した池山は、自身が持つ国内最年長記録を更新することはできず、試合後に引退を表明した。

 長身で時にスイッチを交えるテクニシャンの岩川に、無尽蔵のスタミナと手数で立ち向かった池山だったが、各ジャッジ2ポイント差の僅差で敗れた。「自分の力不足しかない。来るべき時が来た。いつか来ると思っていた」と静かに引退を表明した。

 最終ラウンドは「負けたら最後。全力で行こうと思った」と、雄たけびを上げる岩川以上の気迫で打ち合い、観客を熱狂させた。「技では及ばないけど、気持ちでは負けてなかった。そういう意味ですっきりした」と“泥臭さ”を最後まで貫いた。

 岡山市役所の職員と二足のわらじを履く公務員チャンプとしてひたすらストイックな日々を送ってきた。9月には49歳。「今までボクシングと仕事だけの生活だったけど、一変すると思う」と戸惑いを見せながらも「何らかの形で女子ボクシングがもっと発展できるように力添えしたい」と語っていた。

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