ボクシング、五輪助成金を流用か 連盟が他選手へ分配を指示

 2016年のリオデジャネイロ五輪にボクシング男子ライト級で出場した成松大介選手(28)=自衛隊=に対して日本スポーツ振興センター(JSC)が15年度に交付した助成金240万円が、日本ボクシング連盟の指示で3等分されて別の2選手に80万円ずつ渡されていたことが28日、関係者の話で分かった。ボクシングで同年度に助成対象だったのは成松選手だけで、不正流用の可能性がある。JSCは今後調査する方針。

 関係者によると、成松選手は助成金を受けた際に日本連盟の山根明会長から「3人で分けるよう」指示された。同会長は連盟を通じ「一切の取材をお断りしている」とコメントした。

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