王者ゴロフキン テンさん追悼の写真掲載「君はいつまでも私たちの思い出の中に残る」

 ボクシングのWBC、WBAスーパー世界ミドル級王者のゲンナジー・ゴロフキン(36)=カザフスタン=が20日(日本時間21日)、自身のインスタグラムを更新。暴漢に襲われ19日に亡くなったフィギュアスケート男子の2014年ソチ五輪銅メダリストのデニス・テンさん(享年25)=カザフスタン=との写真を掲載。「君はいつまでも私たちの思い出の中に残る…安らかに眠れ」と哀悼した。

 ゴロフキンは生前のテンさんと肩を組み、優しい笑みを浮かべたモノクロの2ショット写真を掲載。ゴロフキンもアテネ五輪ボクシングミドル級銀メダリストであり、五輪メダリストという共通点のある2人は、世界を舞台に戦うカザフスタンの英雄でもあった。

 競技の枠を越えてテンさんと交流があったゴロフキンは、9月15日に控えるサウル・アルバレス(メキシコ)との再戦に向けてトレーニング中の米国から緊急帰国。21日にアルマトイで行われた市民葬にも参列した。

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