オカダまさかの黒星発進!同門ホワイトの反則攻撃に沈む 新日本G1開幕

ジェイ・ホワイト(左)に攻められるオカダ・カズチカ
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 「プロレス・新日本」(14日、大田区総合体育館)

 20人で争われる真夏のシングルリーグ戦「G1クライマックス」が開幕。Aブロック5試合が行われ、前IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカがジェイ・ホワイトに敗れる波乱が起こった。

 優勝した14年以来の、IWGPヘビー級王座ではない立場での出場となったオカダ。ケイオスの盟友ホワイトの、ロープ越しにバックドロップで場外へ投げ捨てるなどの情け容赦ない攻めに苦しんだが、地力の差を見せて攻勢に出る。そして、レインメーカーをヒットさせたが、その最中にレフェリーがホワイトのヒジ打ちを受けて失神し、オカダがフォールするも3カウントは幻となった。

 そのスキにホワイトの股間攻撃、イス攻撃でオカダは大ダメージを受け、必殺のブレードランナーを浴びると、タイミング良く意識を取り戻したレフェリーが3カウントをたたいた。

 試合後のオカダはノーコメント。マイクを持ったホワイトは「独走状態で強かったオカダ、お前の時も終わりだ」とほえ、観客から大ブーイングを浴びせられると「お前らなんかどうでもいい。くたばっちまえ。言ったよな、2018年はオレの年にすると。そしてケイオスはオレのもの。G1もオレのもの」と、憎まれ口で下克上Vを宣言した。

 インタビューでも「1月以降、オカダは下降を続けている。今は元新日本の顔という存在になってしまった」とオカダをこき下ろし、「オレこそが新日本のニューフェース。ケイオスはオレのもの。この団体もオレのものになるんだ」と繰り返した。

 他の公式戦は、真壁刀義がYOSHI-HASHIに、ハングマン・ペイジがバッドラック・ファレに、マイケル・エルガンはEVILに、棚橋弘至が鈴木みのるに勝利した。

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