「ボクシング・WBO世界ミニマム級タイトルマッチ」(13日、神戸市立中央体育館)
王者・山中竜也(真正)の2度目の防衛戦の調印式が11日、神戸市内で行われた。
真正ジムの山下正人会長は、今世界戦の収益金の一部を西日本豪雨の被災地に寄付すると発表した。「今回の興行(の開催を)どうかなと考えたが、われわれができることは、戦う姿で被害に遭われた方に少しでも勇気を見せることだと思って決めた」と説明。勝てば王者自身が被災地に届ける。山中は「僕はボクシングしかできない。少しでも勇気をもらったと思ってもらえる試合をして必ず勝つ」と力強く語っていた。