MISAKI Girls S-cup制覇に執念「腕や足の2、3本折れても」

 女子格闘技の真夏の祭典「SHOOTBOXING Girls S-cup~48kg世界トーナメント2018~」(6日・TDCホール)で行われる48kg世界トーナメント1回戦でWPKL女子フライ級王者イシス・バービック(オランダ)と激突するJ-GIRLSミニフライ級王者・MISAKI(グラップリングシュートボクサーズ)が2日、「腕や足の2、3本折れても勝ち続ける」と、“半端ない”意気込みを語った。

 今年2月、MIOのシュートボクシング(SB)日本女子ミニマム級王座に挑戦するも敗れて以来の試合となるMISAKIは「昨年12月に香港で負けて(劉晶晶戦)、MIOちゃんとの日本タイトルマッチでも負けちゃったにも関わらず大チャンスをいただいたので、腕や足の2、3本折れても勝ち続けたい」と決意表明。

 世界的な強豪でもあるバービックについては「このトーナメントでは一番怖い相手」と評価しつつも「うまくて強い選手なので私が元気なうちにやれるのはいいなと。私のスタミナで削ってつぶして、シュートボクサーらしい戦い方ができればいいなと。私のリズムじゃないと勝てない相手。気持ちを見せてぐちゃぐちゃにしてでも勝ちます」と、攻略に自信を見せた。

 優勝する確率は「100%です!」と断言し、「強豪がいて、RENAちゃんも出る大会でありながら、私からチケットを買ってくれた方がたくさんいます。8人の中で私が勝つと信じてくれていると思うので、その期待に必ず応えます。ここ2戦は悔し涙しか見せていないので、優勝してみんなで一緒に喜んでベルトを巻いた私と記念写真を撮りましょう!」と、優勝への気迫は“半端ない”。

 「一番MIOちゃんにやり返したい気持ちが強く、MIOちゃんとやるまでの階段だと思うので途中でつまづいてはいられません。私はプロ3戦目でMIOちゃんに負けて名前が売れました(2016年6月18日)。ここにいるのはMIOちゃんのおかげでもあるので、2回負けているMIOちゃんに勝ってやっと格闘家として輝ける気がします。かみついてでもMIOちゃんに勝ちたい」と、MIOとの“三度目の正直”にも執念を見せていた。

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