頸髄損傷の新日本プロレス・本間朋晃 昨年8月に結婚していた 夫妻で涙流す

 中心性頸髄損傷で長期欠場している新日本プロレスの本間朋晃(41)が、31日放送の日本テレビ系「ダウンタウンDX」で、昨年8月に妻の千恵さんと結婚していたことを打ち明けた。

 本間は昨年3月3日の沖縄大会で試合中に重傷を負い、「夕暮れで川があって、立っているんです、橋の所に。橋の向こう側に吸い込まれるような感じなんです」と、さんずの川を渡りかけたことを告白した。

 医師が「寝たきりになるかもしれない」と危ぶむ重傷だったが驚異的な回復力を発揮。現在は日常生活に戻り、リング復帰を目指している。

 本間は負傷する前月の2017年2月、千恵さんの実家を訪れ、結婚のあいさつを済ませていた。負傷時、千恵さんに「親より先に」電話して「ケガしちゃった。もう俺と別れた方がいいよ」と告げたが、千恵さんは翌3月4日、沖縄に直行。仕事を辞めて看病し、「献身的に介護してくれました」という。本間は「優しい彼女で、僕は幸せです」と笑顔を見せた。

 千恵さんもVTRで顔出しし、本間への「歩くのもしっかりしてきたけど、私はまだまだ心配しかなくて、正直…復帰も怖いです。でも、ともくんの唯一好きな事やから、精一杯支えて行くからね。最後に…結婚して本当に良かったって思ってます」という手紙を涙ながらに読み上げ、本間も涙を流しながら聞いていた。

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