拳四朗2回KOでV3 ロペスとの因縁の再戦に右ボディーストレート一撃
「ボクシング・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」(25日、大田区総合体育館)
ダブル世界戦のセミファイナルでWBC世界ライトフライ級タイトルマッチが開催され、王者の拳四朗(26)=BMB=が、前王者で同級1位のガニガン・ロペス(36)=メキシコ=に2回1分58秒KO勝ちし、3度目の防衛に成功した。
初回をアクションの少ない展開で終え、迎えた2回、リング中央で右ボディーストレート一撃。痛烈にとらえるとロペスは苦もんの表情でダウン。再開に応じることができなかった。
両者は昨年5月20日に有明コロシアムで対戦。王者だったロペスに拳四朗が挑み、2-0(114-114、115-113×2)の僅差判定で王座を奪取した。その後、拳四朗は2度の防衛に成功。今回1年ぶりに、立場を入れ替えての再戦だった。
圧勝で因縁戦に決着をつけた王者は「こんなに早く終わるとは思わなかったです。もうちょっと見たかったという方は次回、また見に来てくれたらかっこいいところを見せます」と笑顔で語った。
戦績は拳四朗が13勝(7KO)、ロペスが42戦34勝(19KO)8敗。



