K-1のエース武尊 K-1史上初の3階級制覇達成 狙うは地上波GT生中継

 「K-1 WORLD GP第4代スーパーフェザー級王座決定トーナメント」(21日、さいたまスーパーアリーナ)

 Sバンタム級、フェザー級に続く戴冠を目指す新生K-1のエース・武尊(26=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が小宮山工介(31=K-1ジム北斗会館)を3回2分2秒、KOに葬り、K-1史上初の3階級制覇を達成した。

 初回から武尊が圧力をかけてパワフルな攻撃を打ち込んでいき、小宮山はサークリングしつつ反撃するが、時間がたつごとに武尊が圧倒していく。

 最終3回、小宮山の左後ろ回し蹴りを顔面にもらうが、武尊は微動だにせず。右ボディーからの連打で小宮山から最初のダウンを奪うと、左ミドルでダウンを追加し、最後は右フックでKOした。

 新生K-1最大のイベントとなった今大会を完璧に締めくくった武尊は「今日からは新生はいらないと思うんで、K-1でお願いします」ときっぱり。「K-1を一番持って行きたいのは地上波のゴールデンタイムの生中継。僕が現役中にやりたい。1人では無理なので、協力よろしくお願いします」と、野望を口にした。

 RIZINやKNOCK OUTで快進撃を続ける天才児・那須川天心から対戦を求められている武尊だが、それを意識してか「立ち技の世界最高のリングはこのK-1。やりたいんだったらこのK-1に上がってきてください。逃げも隠れもしないんで」とK-1王者の矜持を感じさせるセリフを口にして、「K-1最高!」とマイクを締めくくった。

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