小西 3回に初ダウン奪われ0-3の判定負け…4回に形勢逆転も及ばず

 「ボクシング・WBA世界ライトフライ級王座決定戦」(18日、神戸ポートピアホテル)

 初の世界戦に挑んだWBA世界ライトフライ級2位の小西伶弥(24)=真正=は同級1位カルロス・カニサレス(ベネズエラ)に0-3の判定で敗れた。

 夢にはあと一歩及ばなかった。地元神戸の大声援を受けて、初めて世界の舞台に立った小西。序盤はカニサレスの速く巧みな攻めにてこずり、3回にはワンツーで自身初のダウンを喫した。

 だが、4回に右ボディーでぐらつかせると形勢逆転。逃げる相手にプレッシャーをかけ続けたが仕留めきれず、最少で1ポイント差、0-3の判定負け。観客から罵声も飛ぶ際どい勝負だった。

 小西は「完璧にボクの負け。思ったより相手がうまかった」とかぶとを脱いだが、「ダウンとか12ラウンドも初めて経験して、体力の使い方、ペース配分を学べた。もっと練習しないと。絶対はい上がります」と巻き返しを宣言。ジムの山下会長も「世界は乗り越えられない壁じゃないことがわかった。チャンスを作りますよ」と後押しを約束した。

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