内藤がヘビー転向狙うタイチ一蹴「存在感なくなって今まで通り」
「プロレス・新日本」(6日、大田区総合体育館)
内藤哲也が、ヘビー級転向を狙うタイチを一騎打ちで一蹴した。奇襲から猛烈に仕掛けたタイチの気迫あふれる攻めに押されたものの、怒りの形相で反撃。最後はタイチの持ちアイテムであるマイクスタンドを奪い、折れるほどの力でタイチの頭を殴打し、デスティーノで葬った。
試合後は「覚悟というか、変わらなきゃいけないという気持ちは感じましたよ。チラッとはね。でも、ただ体重を増やせばいいとか、そういうのを見たかったんじゃない。何か勘違いしてんのかな」とタイチに苦言。タイチはニュージャパンカップ(9日開幕)1回戦で棚橋弘至と対戦することに、「復帰明けの棚橋選手に負けて、存在感なくなって、今まで通りの生活をあゆむことになるんじゃないですか」と厳しい言葉を浴びせた。
一方のタイチはダメージに顔をゆがめながらも高笑い。「オレは内藤、テメエに負けたんじゃない。あの鋼鉄のマイクに負けたんだ。我がの武器に負けただけ。これで分かったよ。オレにヘビー級の戦い方を教えてくれてありがとよ」と不敵に言い放った。