ボクシング山中選手が引退表明 王座復帰ならず

 元世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級王者の山中慎介選手(35)=帝拳=が1日、王座復帰を懸けたルイス・ネリ選手=メキシコ=との再戦(東京・両国国技館)に2回TKOで敗れた後、現役引退の意向を表明した。

 滋賀県出身の山中選手は「神の左」と称される左の強打を武器に2011年11月に王座を獲得し、昨年3月に日本歴代2位の世界王座12連続防衛を果たした。昨年8月、ネリにプロ初黒星を喫し、具志堅用高の持つ13連続防衛の日本記録に並べなかった。戦績は31戦27勝(19KO)2敗2分け。

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