「プロレス・新日本」（６日、後楽園ホール）

　ＩＷＧＰインターコンチネンタル王者の鈴木みのるが、挑戦を要求している真壁刀義を６人タッグ戦で下して、口汚く罵倒した。

　鈴木はタイチ、飯塚高史と組み、真壁、田口隆祐、マイケル・エルガン組と激突。試合前に真壁が「いい加減、タイトルマッチを認めたらどうなんだ、腰抜けさんよ」と改めて堂々と挑戦を要求するとゴング前に両軍が入り乱れて乱闘を始めた。

　鈴木はイスを使ってのラフ殺法などで、執ように真壁を攻め立てる。終盤には、コーナー最上段に座りながら真壁を宙づり状態にしての裸絞めでグロッギー状態に追い込み、最後は田口のケツイェを交わしてヒールホールドで仕留めた。

　試合後も、鈴木は真壁に襲いかかり、ゴッチ式脳天くい打ちを放ってＫＯ。マイクを持つと「どの口が言ってんだ？なめんじゃねえよ」と罵倒した。

　花道を引き揚げても憎まれ口は止まらず。バラエティー番組にも出演し、高い知名度を持つ真壁を、「なに勘違いしてんだよ。お前はオレの位置にいないレスラーだ。お前は前座落ちした過去のレスラーだ。なに同じ目線でオレに話しかけてんだ。オレと対等に台頭に口聞こうとしてんじゃねえよ。お前は落ちた元有名人。何が挑戦させろだ」とこき下ろした。