75年沖縄で初世界戦の島袋氏、比嘉を絶賛

 「デイリー後援・ボクシング・WBC世界フライ級タイトルマッチ」(4日、沖縄県立武道館)

 王者の比嘉大吾(22)=白井・具志堅スポーツ=が、2度目の防衛戦で同級9位のモイセス・フエンテス(メキシコ)を1回2分32秒、KOで下し、15試合連続KO勝利の日本記録に並んだ。これまで浜田剛史、牛若丸あきべぇ(現渡部あきのり)が記録していた。デビューからの連続KO勝利は日本新記録。地元の沖縄での世界戦開催は1981年に具志堅用高が敗れて以来4度目。師匠の無念も晴らし、初の日本選手勝利となった。

 75年12月に沖縄初開催となる世界戦でWBC世界ライトフライ級王座に挑戦した島袋武信氏(65)もリングサイドで観戦。「ますますうまさが出てきた」と比嘉の初回KOを絶賛した。超満員の会場に「自分の時をちょっと思い出したね。僕は勝てなかったけど」と42年前に思いをはせた。現在は沖縄市の島袋ジムで後進を育成する日々。「比嘉君の活躍のおかげで練習生が増えました。もっと沖縄ボクシングを盛り上げてほしい」と期待した。

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