丸刈りの鈴木みのる 棚橋の右足破壊「次の標的はお前だ」

棚橋弘至(下)を攻める鈴木みのる=後楽園ホール
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 「プロレス・新日本」(5日、後楽園ホール)

 鈴木軍を率いる鈴木みのるが、次の標的をIWGPインターコンチネンタル王者・棚橋弘至に定めた。

 鈴木はデイビーボーイ・スミスJr.、ランス・アーチャー、ザック・セイバーJr.と組んで棚橋、ハンソン、レイモンド・ロウ、マイケル・エルガン組と激突。前日の東京ドーム大会で後藤洋央紀との敗者髪切りマッチに敗れてNEVER無差別級王座を奪われた鈴木は、リング上で丸刈りとなった頭を披露すると客席からどよめきが起こった。

 試合は大型外国人レスラーらがど迫力の肉弾戦を展開した末に、スミスJr.とアーチャーがキラーボムでハンソンを爆殺。試合後も乱闘をくり広げ、鈴木軍はセコンドも加勢してリングを占拠。棚橋に集団暴行を加え、鈴木は棚橋の痛めている右足をイスで殴打する暴挙に出た。

 そして、マイクを持つと、棚橋を踏みつけてチャンピオンベルトを取り上げ、「棚橋、次の標的はお前だ」と不気味に予告。花道を引き揚げても「その白いインターコンチネンタルのベルトはもらうぞ」と王座挑戦を要求し、「それとも何か?足が痛いから出れませんか?それとも、昨日負けたからとっとと帰れとでも言うのか。オレが言っているへりくつを覆してきたのはお前らだろ、新日本プロレス。時にはオレの話を聞いてくれ。いや、棚橋本人の気持ちを聞いてやれ。ハハハハッ」と高笑いした。

 一方の棚橋は若手の肩を借り、右足を引きずりながら退場。「次はオレか。気づくのが遅かったよ」と言い残して去って行った。

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