尾川堅一がIBF世界王座獲得 帝拳ジム、単独トップ13人目の世界チャンピオン

 「ボクシング IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦」(日本時間10日、米国ラスベガス、マンダレイ・ベイ イベンツセンター)

 同級4位の尾川堅一(帝拳)が同級5位のテビン・ファーマー(米)を2-1の判定(116-112、115-113、112-116)で破り、世界初挑戦でベルトを獲得した。帝拳ジム所属選手では初のIBF世界王者。ジムとして13人目の世界王者で、協栄ジムを抜き単独トップのチャンピオンメーカーとなった。

 尾川は積極的に前に出るスタイル。最後までスピード感あふれるボクシングだった。7回にワンツーを効かせ、10回にも右を浴びせるなど後半は試合を支配し続けた。

 WOWOW辰巳センターでWBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)対ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)戦をゲスト解説したWBA世界ミドル級王者の村田諒太(帝拳)は「よかった。試合は9回からしか見られなかったけど、敵地で判定勝ちは立派。持ってますよね」と、後輩の快挙をたたえた。

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