河村真吾がテイル渥美を8回判定で下す

 12年全日本フェザー級新人王で元日本フェザー級15位の河村真吾(堺東ミツキ)が9日、堺市産業振興センターで東洋太平洋スーパーバンタム級11位、日本スーパーバンタム級3位のテイル渥美(渥美)を8回判定(3-0)で下した。「ここまで本当に長かった。ずっと応援してくれた皆さん、支え続けてくれた家族をずっと待たせてきた」と喜びをかみしめた。

 河村は初回に左ストレートでテイルにダメージを与えると、中盤以降は右フックを有効に使い、的確にダメージとポイントを積み上げ判定を制した。

 新人王獲得後、日本ランキング入りしたが、ランカー初戦で左肩脱臼のため負傷TKO負け。日本ランキングを失うとともに長期の休養を余儀なくされた。1年後に復帰し着実に勝利を重ねたが、復帰4戦目でまさかの敗戦。「さすがに落ち込んだが、支え続けてくれた家族と友人の期待にどうしても応えたかった」と復帰を決意。4月の再起戦に勝利し、ランカー挑戦が実現した。

 「やっぱりランキングは重たい。テイル選手の底力を何度も感じた。ようやく日本ランカーに復帰できるが、これからが本当勝負。さらに頑張っていきたい」と力強く話した。

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