“前座の力道山”ドン荒川さん死去 1年以上前から連絡取れず

 プロレスラーのドン荒川さん(本名・荒川真)が11月2日に亡くなっていたことが2日、関係者の話で分かった。71歳。現在、死因など詳しいことは不明。

 荒川さんは72年に新日本プロレスに入門。カンチョー攻撃などを駆使するコミカルなファイトを展開して前座戦線の人気者となった。風貌が力道山に似ていたことから“前座の力道山”とも呼ばれ、多彩な人脈の持ち主としても知られた。90年にはSWSの旗揚げに参加。SWS崩壊後も全日本プロレスなどに参戦し、07年5月には古巣の新日本プロレスに出場した。関係者の話では、1年以上前から連絡が取れなくなっていたという。

 新日本プロレス時代の先輩レスラーで、現在はドラディション、リアルジャパンなどでレフェリーを務める北沢幹之氏は「ずっと連絡が取れなくて心配していましたが、驚いています。だいぶ体調が悪かったんじゃないですか。面白いヤツだったんですよ。最後に会ったのは5、6年前。彼が世田谷の自宅近くを走っていたのを見かけて2、30分ほど立ち話をしました。今年はミスターポーゴ(新日本プロレス時代の後輩)も亡くなったし、年下がいなくなるのはつらいです」と、後輩との別れを残念がった。

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