日本ユースSライト級初代王者は平岡アンディ 5回にTKO

 「ボクシング・日本ユース・スーパーライト級王座決定戦」(11日、後楽園ホール)

 日本同級15位の平岡アンディ(大橋)が小林孝彦(TEAM 10COUNT)を5回1分50秒TKOで下し、初代王者となった。

 サウスポーの平岡は立ち上がりから積極的にジャブを突いたが、小林に右を合わされ苦しい展開。右のカウンター、ワンツーでぐらつく場面もあるなど前半はリードを許した。4回には偶然のバッティングで眉間から流血するピンチも背負った。

 だが5回、疲れの見える小林の勢いが落ちたのを見逃さなかった。小林の大振りをかわし、一気にたたみかけると左フックでダウンを奪った。何とか立ち上がった小林をコーナーに追い込むと連打で圧倒、レフェリーが試合を止めた。

 リングサイドでは大橋秀行会長とWBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥が見守っていた。平岡は「変則的なパンチが見えづらかった。途中で偉大なチャンピオンがアドバイスしてくれた」と感謝した。初タイトルを獲得した21歳は「1日くらい休んで、次の試合に向けてトレーニングしたい」と熱かった。

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