日本F級王座戦 黒田と松山が計量クリア

 「日本フライ級タイトルマッチ」(10日、後楽園ホール)

 前日計量が9日、日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ2度目の防衛戦に臨む黒田雅之(川崎新田)は50・7キロ、同級6位の松山真虎(まこ、ワタナベ)はリミットの50・8キロで一発パスした。

 前王者の粉川拓也(宮田)からベルトを奪い、WBA4位を初め4団体で世界ランク入りした黒田だが「ランキングに入っていようがいまいが、そこ(世界)いくためにどんな試合でも勝つのは同じこと。(ランキングは)頭の片隅に入れておくくらい」と、冷静に話した。

 挑戦者対策についても「くっついたときの対応や重心の位置など、自分の課題をクリアすることが対策になる。前回より強くなっている試合を自分に見せたい。練習が楽しくて、伸びている感がある」と自信を漂わせた。

 王座初挑戦の松山は「緊張はしていませんね。計量をパスして安心しました」と落ち着いた様子だった。8勝(3KO)12敗1分と通算成績で負け越しており、下馬評は王者有利だが「チャンピオンは強いのでどこまで通用するか。試合が決まってから仕事を休んで練習に専念させてもらった。やってきたことを出せたら勝てると思っている」と一発を狙う。

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