大仁田厚引退 「ぜったいやめます」の念書で正真正銘の引退を強調

 10月31日に東京・後楽園ホールで引退興行「さよなら大仁田、さよなら電流爆破 大仁田厚ファイナルツアー」を開催する大仁田厚(59)が2日、都内で会見した。今回の引退が7年ぶり7度目で懐疑的な声も多く、復帰した場合には引退興行のチケット代金を全額返金すると発表。また、引退試合の相手を藤田和之(46)に決めたことも強行発表した。9月29日に東京・木場のデイリースポーツを訪れた際には「ぜったいやめます」との念書も記しており、今回が正真正銘の引退であることを強調した。

 邪道の顔も、この日は神妙だった。31日での引退を宣言しているにもかかわらず、超花火プロレスから11月3日・川崎大会への出場オファーが届くなど、最後の最後まで“らしさ”を見せている大仁田。「全額返金」と書き込んだ紙を手に、「11月3日の川崎に出場したら、10月31日のチケットを買ったすべての人にチケット代を全額返金します。やめるを7回続けたために思わぬ臆測を招いてしまって」と“誠意”を見せることで復帰を否定した。

 11月3日のオファーが報じられてからは引退興行のチケットが100枚以上キャンセルされた。大仁田の事務所にも「ふざけるな!!」などの苦情が殺到しているとのことで、「最後と言っているのに信じられないのも大仁田厚」と自嘲した。

 だが、今回の決意が固いことは端々の言動から受け取れる。激闘を重ねて60歳を迎える体は限界に近づいており、9月29日にデイリースポーツを訪れた際には、「いいところだけ出てくるとか、そういうことはできない。最初から最後までやったりやられたり、その攻防ができないと」と、満足な戦いができなくなったことを引退の理由に挙げた。

 さらに、すべて平仮名なのが気がかりだが、本紙に対して「ぜったいやめます」との念書を書き残し、31日には大仁田の試合を一度も見たことがないという母の松原巾江さん(82)を招くことも明らかにしている。

 また、この日の会見では引退試合の相手を藤田和之に決めたと強行発表。大仁田は「ジャイアント馬場さんの弟子である大仁田がアントニオ猪木さんと戦うことが夢だったんですけど、かなわずということで、(猪木の)最後の遺伝子である藤田選手を指名しました」と説明した。

 現時点で藤田は受諾していないが、大仁田は自信たっぷり。「席を設けている」と、まずは藤田に9日に東京・お台場で行われる大仁田興行のノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチに来場することを要求。高山善廣、曙ら過去に電流爆破マッチで戦った選手を例に挙げ、「(電流爆破のリングに)入った人間は、(電流爆破を)目の当たりにしてすげえなと思って入ってきた」と、藤田の心変わりに期待した。

 もっとも対戦相手もそうだが、やはり関心事は大仁田は本当に引退するのかどうか。まさに、信じるか信じないかはあなた次第だ。

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