木村翔のパートナー、にぼし悠二郎、30歳のデビュー戦飾る

 「ボクシング・4回戦」(29日、後楽園ホール)

 30歳で一年発起し、プロデビューした、にぼしラーメン店店長のにぼし悠二郎(青木)が、19歳の小沢陽童(小熊)に3-0の判定勝ちで初陣を飾った。「緊張はしなかった。社会人経験が生きましたね」と振り返った。

 120人を数える応援団の声援の中、175センチの長身、リーチ差を生かし、左右のフック、アッパーを打ち込み、手数で対抗する小沢をパワーで封じた。名門の作新学院ボクシング部でアマチュア20戦以上経験。3年前に青木ジムの門をたたいた。

 「もう一つ上を目指したい。後楽園ホールのリングに上がりたかった」と2月に29歳でプロテストに合格。同門でWBO世界フライ級王者の木村翔が鄒市明に挑戦した際にスパーリングパートナーを務めた。ゾウ・シミンと同じくスイッチができ、リングサイドで応援した木村は「ボクシングがうまい」と力を認めている。

 にぼしスープで有名なラーメンチェーン店「凪(なぎ)」で店長を務める。「仕事が忙しくて、練習時間がなかなか取れないのが悩みです」と言う。有吉将之会長は「思っていたよりできたとは思う。パンチはあるし、練習時間がしっかり取れればチャンピオンになれる」と評価した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス