村田諒太、テーマは「緩めず力まず」 エンダムとの再戦へ順調9Rスパー

 「ボクシング・WBA世界ミドル級タイトルマッチ」(10月22日、両国国技館)

 同級1位の村田諒太(31)=帝拳=が25日、都内で9ラウンドのスパーリングを行った。新たに加わった3人目の米国人パートナーとの3ラウンドは、接近戦での打ち合いとなった。村田は「出入りが多く、足を使ってくれるのでいい練習になる」と話した。

 毎回、テーマを持ってスパーリングに臨んでいる。この日は「緩めないこと」だった。「ボクシングに限らずスポーツは力を抜くことが大事だけど、緩みすぎると手が遅れて体が出てしまう。先週の悪い内容を振り返ると、リラックスしすぎていた。緩むと回転が大きくなるので相打ちになったときにもらってしまう」と、「緩めず力まず」を言い聞かせた。

 前回同様、歩いてプレッシャーをかけるよう指示された。「(体が)沈むクセがある。沈むと力が下に抜けるので、歩いて力が入る位置を理解する意味です。きょうのスパーリングはいい力感だった。ブロックができていたし、パンチも乗っていた」と自ら合格点を出した。

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