王者小国が予備検診 挑戦者岩佐「長い手を生かしたい」 13日に世界戦

 検診を受ける小國以載(中央)。左は岩佐亮佑=大阪市・多根総合病院
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 「ボクシング・IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(13日、エディオンアリーナ大阪)

 予備検診が11日、大阪市内で行われ、王者・小国以載(角海老宝石)、指名挑戦者で同級3位の岩佐亮佑(セレス)ともに問題なかった。

 検診を受けている岩佐が「痛ッ!」と後ろを振り向いた。そこにいる小国は何もしていない。岩佐にしては珍しいパフォーマンスだった。お株を奪われた小国は「ギャグ入れてきてビックリした。なめんなよって」とぶ然。岩佐は「小国さん、あんまり面白くないから」と余裕の表情だった。

 検診後、調子を聞かれた小国は「中畑清です」と一言。元巨人・中畑清の決めぜりふ「絶好調!」ということだった。岩佐も「いい感じで来た。(小国は)いつも通り、おちゃらけた感じでうっとうしいくらい。昔から、高校の時からそうでした」と苦笑いだ。

 検診結果では、身長が小国の171・5センチに対して岩佐が171・0センチとほぼ変わらなかったが、リーチは小国175・7センチ、岩佐180・3センチと、挑戦者が約5センチ上回った。岩佐は「手の長さは親に感謝したい。自信になる。拳一個分、届かないボクシングをしたい。長い手を生かしたい」と気合十分だった。

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