飲酒運転で逮捕の26歳ボクサーが引退 会見は欠席

 大阪・ミナミの繁華街で飲酒運転をしたとして道交法違反(酒気帯び運転)で逮捕された京口竜人(26)が4日、所属していたグリーンツダジムを同日付で契約解除され、同ジムの本石昌也会長(41)が日本ボクシングコミッション(JBC)関西事務局に引退届を提出した。JBCとしての処分は来週にも開かれる倫理委員会で決定される。

 同事務局で行われた会見には当初京口も出席予定だったが、「引退をもって謝罪とした」という本人の意向で急きょ欠席。本石会長は「信じていたのに結果、裏切られて悲しい。本人同席のもと、一緒に頭を下げたいと思っていたが、それもできず非常に悔しい。仲間だったので今後の人生の力になりたかったが(会見の欠席で)縁も切れてしまった。最後まで残念」と、無念をにじませた。

 本石会長によると、京口は「多大なるご迷惑をお掛けして申し訳ありません。責任をとってボクサーを引退します。これからは弟(紘人)を陰ながら応援していきたい」と話していたという。

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