河野公平、再起戦でTKO勝利「次につながる」

ラムボー・ゴーラットに勝利した河野公平(撮影・堀内翔)
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 「ボクシング・ダブル世界戦」(23日、大田区総合体育館)

 スーパーフライ級8回戦が行われ、元WBA世界王者の河野公平(ワタナベ)が、ラムボー・ゴーラットスポーツスクール(タイ)に5回1分35秒、連打からの左フックでダウンを奪い、TKO勝利した。7カ月ぶりの再起戦を勝利で飾り、「内容はよくなかったけど、勝つことができて次につながる」と話した。

 10月にはWBO世界スーパーフライ級1位で、同アジアパシフィック王者のレックス・チョー(香港)との対戦(香港)が内定しており、「ここで負けたら全部終わっちゃうので、変なプレッシャーはあった」と河野。「今日勝って、これでやっと(スタートに)立てた」と胸をなで下ろした。

 昨年8月に世界王座から陥落し、12月は井上尚弥(大橋)に玉砕。引退も考えたものの、6月に誕生した愛娘の存在や、香港の強敵との対戦のために、リングに戻る決意を固めた。「10月はしっかり仕上げたい。敵地(香港)に乗り込めばもう一回熱くなれるかな。KOで勝つしかない」。不屈の36歳が再び闘志を燃やした。

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