山中13度目防衛戦、指名挑戦者ネリーと8月に日本記録かけ

トレーニングキャンプを披露した(左から)ホルヘ・リナレス、山中慎介、三浦隆司
2枚

 WBC世界バンタム級王者、山中慎介(帝拳)の13度目の防衛戦が指名挑戦者で同級1位のルイス・ネリー(メキシコ)と8月に行われることが24日、分かった。山中にとっては元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高の持つ世界戦13連続防衛の日本記録をかけた一戦となる。

 注目の挑戦者は、3月11日にメキシコで行われた挑戦者決定戦でヘスス・マルティネス(コロンビア)に4回終了TKO勝ちしたネリー。23勝(17KO)無敗のサウスポーだ。

 山中にとって望む相手だ。3月、12度目の防衛直後「(次は)統一戦とかやれるといいが、ネリーが注目されている。最上位なので指名試合かも。そいつとやってみたいですね」と名指ししていた。

 この日、ネリーについて「パワーが結構あるのかな。スピードはない感じ。うまさを持っていてメキシカンっぽくない。右フックが強いので気をつけないといけない。厳しい闘いになるかもしれないし、モチベーションは上がる」と話した。

 山中は7月に米国で世界戦が決まった三浦隆司、WBO・WBA世界ライト級王者のホルヘ・リナレスのジムメートと成田市内のゴルフ場で1週間の走り込み合宿中だ。早朝、昼、夜の3部練習で徹底的に足腰を鍛え上げる。「つらいキャンプを乗り越えないといけない」と、気を引き締めていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス