村中完敗…敵地奪冠ならず ダウン奪われ世界の壁痛感「世界の壁は厚かった」

 「ボクシング・WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(13日、バーミンガム)

 挑戦者で同級10位の村中優(31)=フラッシュ赤羽=は、王者カリド・ヤファイ(英国)に0-3の判定で敗れて世界初挑戦での奪取はならなかった。ヤファイは初防衛に成功した。村中は2回にダウンを奪われ、判定で大差をつけられた。

 世界初挑戦は完敗に終わった。村中は王者の鮮やかなボクシングに太刀打ちできずに判定負け。「もっといけると思ったが、相手は強かった。これが世界チャンピオンかと思った」と脱帽した。

 試合開始から相手に重圧をかける作戦で挑んだが、2回には連打を受け、膝をついてダウンをとられた。王者が得意とするボディーに「最初から最後まで効いた」という。3人のジャッジはいずれも10点差以上だった。

 今後については「(世界の)壁は厚かった。この壁を越えられるかというと、ちょっと考えたい」と進退の言及を避けた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス