村田の対戦相手・エンダムが自信満々の来日「倒れるときは死ぬとき」
「ボクシング・WBA世界ミドル級王座決定戦」(20日、有明コロシアム)
村田諒太(31)と王座を争うアッサン・エンダム(33)が13日、羽田着の航空機で来日した。ドレッドヘアに濃紺のスーツ姿。胸元にはグローブをあしらった金のネックレスが光っていた。
試合が決まってからは「村田と似たタイプとスパーリングをしてきた」と言う。チームの一員でスポーツ医療の専門家も帯同し「準備は万端」と自信を見せた。村田に勝るところとして「戦歴だ。自分の方がより強く、優れた選手と闘ってきた。100%自分が勝つ」と自信満々だった。
12年と15年の世界戦ではそれぞれ6回、4回とダウンしながら判定(負け)に持ち込むなど打たれ強く、KO負けがない。「KO負けなど一度も考えたことがない。自分は生まれついての戦士。倒れる(KOされる)ときは死ぬとき」と、「フェノーメノ(怪物)」のニックネーム通りの闘志をむき出した。
また、一夫多妻制のカメルーン出身で「自分は18人兄弟の7番目」と明かして会場をどよめかせた。