ボクシング41歳佐々木基樹、17歳下と対決 不敵に「どうつぶすかはある」

 「ボクシング・6回戦」(6日、後楽園ホール)

 ライト級6回戦の前日計量が5日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、日本同級8位の佐々木基樹(帝拳)は60・9キロ、石川元希(M・T)は61・2キロでクリアした。41歳の佐々木は昨年2月、特例により現役復帰した。対する石川は15年の東日本新人王の24歳。17歳差の対戦となる。

 復帰後3連勝中の佐々木は「(自分が)挑戦者だと思っている。下に見たら絶対にやられる。石川は若くてイキがいい。打たれもろい面はあるが打たせないうまさがある。自分がすぐれているのはキャリアだけですかね。だけど、どうつぶすかは自分の中にある」と不敵に笑った。

 若い選手との対戦については「将棋で14歳の中学生が羽生名人に勝ったりして、世間もそういうのを見たがっていると思う。でも、まださせない。54戦目の選手なんて日本にいないし、これからも出てこないと思う。ベテランの味を出しますよ」と誇りを見せた。さらに「勝ったら国内でやるのはタイトル戦以外、意味がない。必ず勝つ」と、タイトルマッチの前哨戦と位置づけた。

 対する石川は「判定決着はないと思う。勝つのはオレです」と、元日本・東洋太平洋王者を出世の踏み台にするつもりだ。

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