新日本プロレス、本間朋晃は中心性脊髄損傷 復帰は「希望持てる」

 新日本プロレスは5日、都内の大田区総合体育館で会見を開き、三沢威トレーナー(47)が3日の沖縄大会で首を負傷した本間朋晃(40)の状態について、中心性頸髄損傷であると報告。復帰については「希望は持てると思う」との見通しを示した。

 本間は3日の試合で変形DDTを受けて敗れた後に動けなくなり、救急搬送され、現在は沖縄県内で入院中。三沢トレーナーは当時の状況を「意識は最初からしっかりあった。リング上でも会話は可能だった」と説明した。

 現在はものを握るなどの動きも見られるなど状態は日に日に良くなっており、手術を行う予定はなく、自力での回復を待つ方針だという。復帰については「希望は持てる」としながらも、「脊椎の場合は回復してみないと分からない。あっという間によくなる場合もあれば、まひが残る場合もある」と具体的な時期は不明とした。

 本間は脊髄の固定が確保されるまで沖縄で治療を続けるという。三沢トレーナーは「本人は絶対よくなる。動けるようになってまたリングに戻ると言っている」と、本間が復帰に強い意欲を示していることを明かした。

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