比嘉大吾、12連続KOなるか 世界前哨戦に「全KOで世界へ」

計量を終えた比嘉大吾(右)とディオネル・ディオコス
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 「ボクシング スーパーフライ級ノンタイトル10回戦」(4日、後楽園ホール)

 前日計量が3日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、東洋太平洋フライ級王者の比嘉大吾(白井・具志堅スポーツ)が52・0キロ、フィリピン・フライ級8位のディオネル・ディオコスは51・4キロでともに1回でクリアした。

 デビューから11連続KO勝利のパーフェクト記録を更新中の比嘉が世界前哨戦を迎えた。計量後、ショウガ入りの甘酒とココナツウォーターで体を潤した比嘉は「前哨戦で負ける選手もいるので、1ラウンドから自分のペースでいきたい。チャンスがあれば1回から倒したい」と気を引き締めた。

 KOについては「ここまで来たらKOは意識しています。お客さんもファンも見たいと思う。全KOで世界を取ろうと思っているので、判定にいかないようしっかりKOで勝ちたい」と、強いこだわりを見せた。

 3月4日にはタイで、WBC世界フライ級王座決定戦が1位のナワポーン・ソー・ルンピサイ(タイ)と2位のファン・エルナンデス(メキシコ)によって行われる。比嘉は「見に行くつもりです。どちらが勝ってもおかしくないので、どちらが来てもいいように準備をしておきます。(現地の)スイカジュースも楽しみですね」と笑った。

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