2年ぶり新日本出場の鈴木がオカダ撃破!「どんな手を使ってもベルトはいただく」

 「プロレス・新日本」(27日、後楽園ホール)

 ノアで悪逆非道の限りを尽くし、5日の新日本・後楽園ホール大会に乱入した鈴木みのる率いる鈴木軍が、約2年ぶりに新日本の試合に出場。2月5日の札幌大会でIWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカに挑戦する鈴木は6人タッグの前哨戦で勝利し、手段を選ばずに王座を奪取することを宣言した。

 鈴木はTAKAみちのく、タイチと組み、オカダ、ロッキー・ロメロ、バレッタ組と対戦。オカダと得意の打撃と関節技で激しくやり合うと、場外ではオカダをイスで殴打し、同王座のベルトで首を絞めるなどラフ殺法で攻め立てた。最後はオカダを裸絞めで捕らえてロメロを孤立させ、タイチがタイチ式パワーボムで葬った。

 試合後は同王座のベルトを奪うと、取り戻そうと襲いかかったオカダを返り討ち。リング上で「オ~カ~ダ~く~ん、そんなに大事だったら箱にしまって神棚にでも置いとけ。そのベルトはオレのものだ。なぜならば、オレがプロレス界の王様だからだ。貴様なんかじゃない。どんな手を使っても、どんな方法を使っても、そのベルトはオレたち鈴木軍がいただく」とオカダをあざ笑った。

 そして、インタビューでも鈴木節を全開。「ジュニア、ジュニアタッグ、ヘビータッグ、オレたちは根こそぎ持って行くぞ。宝と名のつくものは全部だ。それが例え10円玉みたいなNEVERであっても、6人タッグであっても、ガラクタみたいなインターコンチであっても、宝とつくものは全部もらう」と、王座の総取りを改めて予告した。

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