ノアGL・みのる初Vで12・2鈴木軍VSノア最終決戦へ “時限爆弾”も予告

 「プロレス・ノア」(23日、東京・後楽園ホール)

 「グローバル・リーグ戦2016」優勝決定戦が満員の観衆1313人を集めて行われ、鈴木軍を率いるAブロック1位の鈴木みのるが、Bブロック1位のマサ北宮を下して初優勝。直後に鈴木軍とノアとの全面対抗の最終決戦を要求し、12月2日の後楽園ホール大会で行われることが決定的となった。

 鈴木は急成長を遂げた北宮の闘志あふれる勢いに大苦戦。一時は北宮の必殺技サイトースープレックスを受けてフォール負け寸前に追い込まれるも、ランス・アーチャーとデイビーボーイ・スミスJr.の乱入に救われるなど何度もピンチを迎えたが、無数の掌打ラッシュから裸絞めとつなぎ、最後はゴッチ式脳天くい打ちで35分超の大熱戦にピリオドを打った。

 鈴木は表彰式で悪態をついた後、マイクを手に取ると、「そろそろ最終決戦といこうじゃねえか」とニヤリ。「オレたちが持っているものすべてかけてやる。中嶋、すべてを背負って出てこい!」とGHCヘビー級王者の中嶋勝彦を呼び出すと、姿を現した中嶋は「やってやるよ。12月2日、ここ、後楽園でな」と返答した。

 これに対し、鈴木が「全面対抗戦だ。負けたヤツはここから去れ。それが条件だ」と要求すると、中嶋は「オレが必ずテメエらの火を消してやる。鈴木みのる、オレがノアだ!」と宣言して去って行った。さらに、鈴木は「オレにはとっておきがあるからな。時計の針は12月2日、そこにセットした」と、予告していた“時限爆弾”の爆発も明言した。

 鈴木はインタビューでも憎まれ口全開。全面対抗戦で負けた方が去ることを確認されると「間違いない。このリーグ戦の勝者はそれを言う資格がある」と、最終決戦であることを断言した。

 さらに時限爆弾について問われると、「全部ひっくり返すぞ。歴史がひっくり返るぞ。プロレスリング・ノア、消えてなくなれ」と不気味に予告。そして、「どんな手を使ったって、テメエら全員吹き飛ばしてやる。そして、誰もいなくなったこのオンボロ船をオレが畳む」と、ノア抹殺を宣言した。

 また、GHCタッグ選手権は王者の丸藤正道、矢野通組が挑戦者のデイビーボーイ・スミスJr.、ランス・アーチャー組に敗れ、7度目の防衛に失敗した。

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