超戦闘プロレスＦＭＷは４日、都内で会見を開き、１１月２４日に最後の東京・後楽園ホール大会を開催することと、同大会限りで山近義幸オーナー兼代表が退任し、高橋英樹営業本部長が後任となることを発表した。

　会見には大仁田厚と山近代表が出席。ＦＭＷを支援してきた山近代表は退任の理由を「昨年３月に高橋さんがＦＭＷを再興されて、だいたい１年間で軌道にも乗りました。これからも応援させていただきますが、オーナー及び代表の立場は高橋さんにお戻ししようという形」と説明した。

　最後の後楽園大会とする理由については、還暦を迎える来年で引退することを公言している大仁田が説明。「ボク自身、あと１年間と考えてますので、若手同士で切磋琢磨して、ボクがいなくなった後、新しい形で後楽園に進出してほしいと。そういった中で、ＦＭＷ最後の後楽園という形で締めくくりたいと思っています」と話した。最後は大仁田と山近代表が笑顔で握手を交わした。