川口勝太、初のタイトル戦「人生をかけてベルトを」前日計量一発クリア

 「ボクシング・WBOアジアパシフィック暫定スーパーフライ級タイトルマッチ」(28日、カガヤン・デ・オロ)

 同級5位の川口勝太(32)=堺東ミツキ=が27日、フィリピンで前日計量を行い、WBO同暫定王者のラクニラン・ムアトランサラカン(タイ)とともに一発クリアした。デビュー10年目にして初のタイトル挑戦を海外で行う。

 王者はタイ期待のホープで12戦全勝(9KO)の強豪ながら、前戦で東洋ランカーのジョナサン・フランシスコを破った川口も自信を深めている。

 「初めての海外での試合で少し調整パターンが変わったけれど無事にクリアできてホッとしました。目の前でベルトを見たので、がぜんやる気が湧いてきました。あすは人生をかけてベルトを獲ります」と誓った。

 元WBOアジア太平洋スーパーフェザー級王者・野上真司トレーナーは9日に妻の好川菜々がWBO女子世界フライ級王座を奪取。「これまで自身も含めてサポートしてきた選手がみんなWBOのベルトを巻いているのでこのタイトルには運命を感じでしている。勝太がベルトを獲ると師弟制覇になるので、絶対に果たしたい」と語った。

 春木博志会長は「ジムとしても好川の世界王座に続いて何としても2本目のベルトを持って帰りたい」と力を込めていた。

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