近藤エース襲名へ 王者火野に挑戦
「プロレス・WRESTLE-1」(3月13日、後楽園ホール)
W-1は12日、都内で会見を行い、後楽園ホール大会でW-1チャンピオンシップを争う王者の火野裕士と挑戦者の近藤修司、同クルーザーディビジョン王座を争う王者の大和ヒロシと挑戦者の鈴木鼓太郎が出席した。
火野と近藤は、は3月6日に近藤が河野真幸と保持する同タッグ王座に火野がKAZMA SAKAMOTOと組んで挑戦と、2冠を争う。近藤は「時は来たって感じ。シングルのベルトが取れたらW-1のエースと言っても悪くない」と豪語。火野は「エースになるとか言ってますけど、残念ながら勝てることはないかな」と余裕を見せた。
さらに、近藤が「この前、Fucking BOMBを使ったんですけど、使える技だなと。だから、タッグでもシングルでもオレがFucking BOMBで火野から取ろうかなと思います」と、火野の得意技での2冠獲りを予告すると、火野は「W-1の中では気になる選手ではありますね」と話しつつも、「警戒する点はない。いつも通りの火野裕士の戦いを見せれば勝てる」と、動じることなく自信を示した。
クルーザーディヴィジョン王座戦では、W-1が分裂する前の全日本で同じマットに立っていた2人が舌戦を展開。「“あの時”の続きをしよう」との思いで全日本からW-1に乗り込んできた鼓太郎は「大和ヒロシを、甘ったれた考えごとつぶしたい。努力すれば報われる。プロレスはそんな甘い世界じゃない」と厳しい言葉をぶつけると、大和は「僕らは“あの時”からいろいろなことを乗り越えて、ようやく新しい道を歩き始めた。だから、あの時の続きなんて誰もしたくない。邪魔して欲しくないんですよ。“あの時”の続きは3月13日できっちり終わらせて、新しい道を示しますよ」と反論した。
また、鼓太郎は全日本の世界ジュニア、ノアのGHCジュニアの戴冠歴があり、「全日本から派生したベルトはすべて巻く。3月13日はその記念すべき日になる」と史上初の快挙に意欲を示した。





