ゲバラ不満…涙「間違った判定」

 「ボクシング・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」(28日、ゼビオアリーナ仙台)

 ボクシングのダブル世界戦が28日、仙台市内で行われ、木村悠(32)=帝拳=が王者ペドロ・ゲバラ(26)に判定勝ちし、WBC世界ライトフライ級新王者となった。

 ジャッジの1人は6点の大差でゲバラに軍配を上げたものの、残る2人が僅差で木村に。ゲバラは「彼がどうして勝ったのか分からない。外国ではKOしないと勝てないのか。間違った判定だと思う」と涙ながらに不満を訴えた。

 後半にポイントを失ったが「木村のパンチは腕やグローブに当たっていた」と主張。やるせない表情で木村には「立派な王者になってほしい」とエールを送るしかなかった。

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