女王・宮尾ノンタイトル戦で快勝
「女子ボクシング6回戦」(5日、後楽園ホール)
WBA女子世界ライトミニマム級王者・宮尾綾香(大橋)が、ノンタイトル6回戦(47・0キロ契約)で神田桃子(勝又)に3-0の判定勝ちを収めた。6回の短期決戦とあってペース配分が難しかったというが、スピード満点のフットワークと的確な有効打で主導権をつかんだ。最終回こそ一発逆転を狙ってきた相手の突進に手を焼いたものの、危なげない戦いぶりで文句なしの快勝だった。
「あっという間で手探りのまま終わっちゃいましたね。練習でも6ラウンドのスパーをやったんですが、なかなかうまくいかなくて…」と、内容には決して満足していない様子。次戦は6度目の防衛戦になる見込みで、「どんな相手でも決まった試合は勝ちます」と力強く締めくくった。