「全日本」(15日、後楽園ホール)
第2回王道トーナメントが開幕し、1回戦屈指の好カードは潮崎豪が3冠王者ジョー・ドーリングを撃破した。
場外でのデスバレーボムなど圧倒的なパワーに追い込まれた潮崎だが、とどめのレボリューションボムを寸前で回避。流れを変えると、豪腕ラリアートで完壁なスリーカウントを奪った。ダメージを負いながらも「3冠チャンピオンを倒したんだから、文句ないだろう」と豪語。トーナメント優勝と、その先のベルト挑戦を見据えた。
早くも姿を消したドーリングは「エボリューションボムはミステイクじゃない。つかまえていたが、ヤツが逃げた」と、思わぬ敗戦に頭を抱えていた。