河野、返り咲き一夜明け「夢は海外へ」
ボクシングのWBA世界スーパーフライ級王者に返り咲いた河野公平(ワタナベ)が27日、都内で一夜明け会見を行った。「なかなか寝付けなくて…」とベルト奪取の興奮から一睡も出来なかったという新チャンピオンは、「最高ですね。達成感があるし、すっきりしました。応援してもらった方々にも、すごく喜んでもらえた」と笑顔で語った。
日本人キラーと呼ばれたデンカオセーン・カオウィチット(タイ)から2度のダウンを奪って文句なしの8回KO勝ち。高橋智明トレーナーとずっと練習してきた右カウンターが大きな威力を発揮した。4回の先制ダウンで大きなダメージを与えたが、そこで焦らず相手が失速するのを待った。「本当はガンガン行きたかったけど、セコンドが“我慢しろ”と指示を出してくれた。作戦通りにいきましたね」と冷静に勝因を振り返った。
所属ジムの渡辺会長は初防衛戦の時期を7月ごろに予定しているという。今回が王座決定戦だったため、次回はWBAから義務づけられるランク上位者との指名試合になる見込み。また、26日の試合をリングサイドで観戦した元世界3階級制覇王者の亀田興毅(亀田)との対戦について同会長は、「まずはJBCとの問題をクリアしないと」と語るにとどまった。亀田ジムの会長らがライセンスを停止され、国内で活動ができない状況を解消しない限り、実現へのハードルは高そうだ。
