商社マンの木村、判定で初防衛に成功

 「日本ライトフライ級タイトルマッチ」(7日、後楽園ホール)

 木村悠(30)が初防衛に成功した。身長で11センチも上回る知念勇樹(29)の大振りのパンチを巧みにかわし、確実にパンチを当ててポイントを重ねた。「的を絞らせないように動いた。自分のボクシングができた」と笑顔を見せた。昼は商社に勤める異色のボクサー。初防衛戦も水曜まで出勤して臨んだ。

 リングサイドには同じジムの山中慎介、三浦隆司ら世界王者や村田諒太(三迫)も応援に駆けつけていた。「自分もそこ(世界)を目指していきたい」と力強く話した。

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