JBC「落ち度なし」改めて強調

 ボクシングで亀田3兄弟の次男・大毅(25)=亀田=が19日、IBF世界スーパーフライ級王座の返上を表明した。JBCはこの日、都内で会見し、これまでの主張を繰り返した。14日付で記されたIBF側の謝罪文を受け取った秋山弘志理事長は、今回の事態に関してJBCに落ち度はない、亀田大のタイトル保持をJBCは認めないことをあらためて強調。さらに統一戦の立会人だったリンゼイ・タッカー氏を当面の間、日本での試合に関与させないという見解を発表した。

 また、亀田ジムの会長、マネジャーのライセンス更新を認めない処分に関して、亀田側から18日に新たに意見書が提出された。JBCは精査したうえで再審議に入るかどうかを決める。ただ、大毅の王座返上は会見の直前に知ったといい、「なんで、このタイミングなのかな。もちろん、返上したことと処分は全く別問題」と同理事長。亀田3兄弟の国内での選手活動については依然、不透明なままだ。

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